ダボ継ぎとネジ留めを組み合わせて組み立てる
子供部屋の本棚DIYの続きです。
前回、最下段を組み立て終わったときの写真がこちら。
今日はこの上に中段をダボ継ぎを活用しつつ組み立てます。
最下段はネジ留めだけだったのに、中段ではなぜダボ継ぎをするのでしょう?
それは単に中段の脚は最下段の脚の真上にくるので、裏からネジ留めすることが出来ないからです。
(強引に斜め打ちする方法も無いことは無いですが)
接着剤も併用しますので強度的にはまず問題無いでしょう。
ダボ継ぎの手順
さて、それではまず最下段の天板にダボ穴を開けます。
直径10mmのドリル刃でいつものようにドリルガイドを使用して穴開けします。
本当はドリルガイドをクランプなどで固定するとより良いのかもしれませんが、いつも手で固定するだけです。
深さは使用するダボの半分ちょっとを目安に開けます。
綺麗に穴が開きました。
つぎにこの穴にダボマーカー(マーキングポンチ)をハメて、接合する脚の穴あけ位置をマーキングします。
脚を接合する場所に合わせ、プラスチックハンマーなどで叩きます。
脚側にマーキングすることが出来ました。
ダボマーカーを使う理由
ダボマーカーを使わない場合は、あらかじめダボ穴を開ける位置を墨付けしておいて、その墨付け位置にダボ穴を開けることになると思います。
しかしこの方法だと、墨がずれていたり、木材に反りや歪みがあったり、といった微妙なズレが積み重なってダボが上手くかみ合わないという問題が発生しがちです。
その点、ダボマーカーを使用した場合は、片側に開けた穴の反対側に正確にマーキング出来るので、ダボがかみ合わないという問題が起こりません。
ダボマーカーでマーキングした位置にダボ穴を開けます。
接着剤を塗布しながらダボをプラスチックハンバーで棚板に打ち込みます。
接着剤はいつものタイトボンドです。
もし接着剤がはみ出た場合は濡らしたウエスなどで拭き取ります。
タイトボンドは硬化するとカチカチになるので乾燥後にサンドペーパーで削ることも出来ますが、硬くて削るのがシンドイくらいカチカチになるので私はすぐに拭き取るようにしています。
ダボに脚を差し込んで完成です。