子供部屋の本棚DIYの続きです。
今回は天板の取り付けです。
ダボ継ぎにするかネジ留め&ネジ穴隠しにするか
天板はダボ継ぎにするか、ネジ留め&ネジ穴隠しにするか悩みました。
天板が少し反り気味だったこともあり、ダボ継ぎにするなら接合後にしっかりクランプしたいところだったのですが、あいにくハタガネは2本しかもっていません。
なのでクランプしなくてもなんとかなるネジ留め&ネジ穴隠しにすることにしました。
ネジ留め&ネジ穴隠しの手順
天板にネジ留め用の下穴を開けます。
裏面に墨付けして裏から穴を開けたので、表から見るとこんな感じです。
このネジ穴の上からさらにダボ穴を開けます。
前回のダボ継ぎでは普通の直径10mmのドリル刃を使いましたが、ネジ穴隠しではダボ専用のドリル刃(ダボ錐)を使用しました。
その方が底面がフラットに近くなってネジ留め&ネジ穴隠しに適しているかなと思いました。
ダボ錐で穴を開けたところです。
深さはダボが固定できるくらいの深さ(1cm未満くらい)で開けました。
しかしなんだか切れ味がイマイチで、穴が綺麗じゃないので普通の10mmのドリルで開けた方が良かったかもしれません。
組み立てに進みます。
まずコーススレッドを先が少し見えるくらいにねじ込みます。
脚にも下穴を開けています。
強度アップのためにタイトボンドを塗布しつつ、脚の下穴とコーススレッドの先をうまく合わせて接合します。
この時、8本の脚全部を合わせるのは大変なので、今回は四隅の4本だけこの方法でキッチリ合わせました。
残りの四本は天板のみ下穴を開けておいて、脚には下穴を作らずコーススレッドを直接ねじ込みました。
ネジ留めしたところ。
ダボ穴の奥でネジ留めされています。
次にダボを使用してネジ穴を隠します。
タイトボンドを塗布しながらダボをプラスチックハンマーで打ちこみます。
一応、完全硬化するまで24時間ほど待ちます。
完全に硬化したらダボをダボ用のノコギリで切り落とします。
これはアサリが無くてよくしなるノコギリなので、木材をほとんど傷つけることなくダボを切り落とせます。
ダボを全て切り終わったら完成です。
以上で組み立て工程は完了です。
後日、塗装した写真。
塗料はいつものリボス社タヤエクステリア・ウォルナットです。