新築時の施工ミスシリーズ第三回目の今回は、可動棚のお話です。
我が家には作りつけの収納棚がいくつかあります。
棚板は3cm厚のパイン集成材で塗装はリボスのオイル塗装。
床板と同様、自分たちで塗ったものです。
天然木の重厚な雰囲気で気に入っています。
こんな感じですね。
ちなみにこのレールは可動棚の割には結構耐荷重もあるようでなかなか便利です。
さて、この写真はシューズクロークの棚板の写真なのですが、実は不具合を修正した後のものです。
よくみると手前のレールのネジ穴の内側にネジ穴の跡が残っているのが分かりますでしょうか?
分かりやすく赤丸で印を付けるとこんな感じです。
家の引渡を受けたとき、可動棚のレールはこの赤丸のところでネジ止めされていたのです。
つまり可動棚のレールがもっと内側についていたんですね。
探してみたら当時の写真が残っていました。
これが修正前の写真です。
DIYとかの経験がある人なら分かると思うのですが、こんなに内側にレールを付けると、可動棚の手前に重心を掛けたときに棚板がひっくりかえってしまいますよね。
実際に新居での生活を始めて、靴を履いていたときについ棚板に手をついてしまい、棚板とそこに置いていた靴がひっくり返ってしまったことがありました。
そのまま放っておいたら歳をとったときに転倒事故とか起こしそうです。
シューズクロークの隣は工具などを収納する棚なのですが、そちらも同じような作りになっていて、重い工具なんかを落下させてしまう心配がありました。
ついでにそっちの工具棚はレールの高さが前後で微妙にずれていたようで、棚板が水平になっていませんでした。
なんだか初歩的な不具合ですね。
工務店に電話したらすぐにやり直してくれましたが、家の他の部分、見えてない部分は大丈夫なんだろうか・・・? と心配になってしまうような出来ごとでした。
新築の施主検査の時には水平器を持っていると便利ですね。
DIYで棚を取り付けたりするときにも役立ちます♪